受診前に出来ること | かまがた整骨院

サッカープレー中足をくじいた、階段でひねった等、急性なケガの場合、
すぐ来院できないときは応急処置として、ＲＩＣＥ処置をおこなうと、ケガを悪化させず回復に差がでます

ＲＩＣＥ処置（ライス）とは？

１　Ｒｅｓｔ（安静）
損傷部の腫れや血管・神経の損傷を防ぐことが目的です
あてものやテーピングにて患部を固定します

２　Ｉｃｅ（冷却）
腫れにより損傷組織周辺の部位も損傷を受け細胞壊死をおこします
（二次性の低酸素障害）
そのため冷却により腫れを抑えることが目的です

①ビニール袋などに表面の少し溶けた氷を入れ、袋の空気を抜き、氷と氷を密着させます

②患部を冷却します
なるべく直接氷をあてずに、アンダーラップを巻いたり、氷の入ったビニール袋をタオルでくるみます

３　Ｃｏｍｐｒｅｓｓｉｏｎ（圧迫）
患部の内出血や腫れを防ぐことが目的です
弾性包帯で圧迫ぎみに固定します

４　Ｅｌｅｖａｔｉｏｎ（挙上）
腫れを防ぐことと腫れの軽減を図ることが目的です
損傷部を心臓より高く挙げるようにします

※２のＩｃｅで冷やすことにより皮膚の感覚として冷たい⇒痛い（冷却による痛み）⇒感覚マヒという具合に変化します
時間として　１５～２０分

※冷やしすぎは凍傷になります。注意しましょう
１クールを１時間で行うようにし、始めの２０分は冷却を含めたＲＩＣＥ処置を行い、残り４０分は安静、圧迫、挙上を行います

1～３日（炎症反応の持続する期間）は可能な限り行いましょう

１　市販の冷シップでは冷却にはなりません
なかには血行状態を促進させる成分も含まれるものもあり、逆効果となることもあります

２　冷却スプレーでは凍傷（冷やしすぎによるやけど）に注意
スプレータイプのものでは冷えすぎてしまうので患部組織が冷える前に皮膚が凍傷をおこしてしまう危険性があります

３　氷の温度により凍傷を回避
氷の温度にも気をつけましょう
氷と言っても０℃～－２７３℃（絶対零度）まで温度はさまざま
冷却に適した温度は０℃なので、家庭で使われる氷に霜がついている場合などは冷えすぎです
さっと表面に水をかけ溶けかけ状態でアイシングしましょう

県道243号線沿い、洋服の青山さんの二軒となり
（中根台4丁目交差点寄り）です